オリジナルのviエディタを使っていると画面の表示が乱れることがあります。 画面をスクロールした際に、スクロール前の文字の一部が残るというような現象が起こります。
筆者は、HP-UXというOS上でのソフトウェア開発やシステム管理作業を15年ほど行った経験があります。 HP-UXのviエディタはオリジナルのviエディタに近いのか、頻繁に画面の乱れが起きていました。
なお、Vimではそのような現象に遭遇した経験はありません。
画面が乱れたら、画面の再描画を行えばいいだけの話です。 viエディタには、画面を再描画するためのviコマンドが用意されています。
画面の再描画は、CTRL + L コマンドを使います。
以下に例を掲載します。
上図のようにスクロール前のテキストが残されているとします。
では、再描画してみましょう。 キーボードから CTRL + L を入力してください。
<C-l>
上図のように画面が再描画され不要なテキストは消えました。
画面に表示された内容が乱れていたら実行してみましょう。