行内を素早く移動する
続いて、文字カーソルを行頭や行末へ移動する命令をいくつか説明します。
『行頭への移動』、『行末への移動』、『行内の空白以外の最初の文字への移動』の3通りを紹介します。
行頭への文字カーソルの移動
まずは行頭へ移動してみましょう。 コマンドモードでなければ、コマンドモードに切り替えてください。
初めに、文字カーソルを、2行目で、かつ、行頭以外の位置へ移動しておきます。 理由は、行頭に空白がある2行目の方が練習にふさわしいためです。

上図のように2行目で、かつ、行頭以外の位置へ移動してください。
2行目、かつ、行頭以外の位置へ移動したら、次に行頭に移動してみます。 行頭への移動は、0(ゼロ) コマンドを使います。

キーボードから 0 を入力してください。
0

上図のように文字カーソルが行頭に移動します。
次に、文字カーソルを行末へ移動してみましょう。 行末への移動は、$(ドル記号) コマンドです。

キーボードから $ を入力してください。
$

上図のように文字カーソルが行末に移動します。
最後は、文字カーソルがある行の空白以外の最初の文字に文字カーソルを移動する方法です。 つまり、空白でもタブでもない最初の文字に移動します。
空白でもタブでもない最初の文字への移動は、^(キャレット) コマンドです。

キーボードから ^ を入力してください。
^

上図のように文字カーソルが "Above" の "A" に移動します。 0(ゼロ) コマンドでの移動と違い、空白の位置には移動しません。





