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レジスタについて

  

viエディタではクリップボードではなく『レジスタ』が使われる

まず説明しておきたいのが『レジスタ』と呼ばれる領域についてです。

viエディタでは、文書内のコピーや切り取り、貼り付けには、クリップボードは使われません。 代わりに、『レジスタ』と呼ばれる "テキストを格納することができる領域" が使われます

レジスタは、クリップボードと同じようにテキストを格納することができますが、他のアプリケーションからは参照できません。 つまり、viエディタ内だけで使える "クリップボードと同等の保存領域" です。

  
viエディタを複数立ち上げた場合で、異なる文書間でテキストをやりとりする場合はクリップボードを経由します。
  
オリジナルのviエディタでは『レジスタ』ではなく『バッファ』と呼ばれていました。 しかし、Vimでは『レジスタ』と呼ばれるため本ウェブサイトでは『レジスタ』と表記しています。
  
Vimでは『バッファ』は別の意味を表すため『レジスタ』という呼び名に変わったようです。

ヤンク・削除・プットと呼ばれる

viエディタでは、コピーのことを『ヤンク』と呼びます。 余談ですが、ヤンクは『ぐいっと引っ張る』というような意味があるとか。

viエディタ内部のレジスタを経由するコピー・切り取り・貼り付け
viエディタ内部のレジスタを経由するコピー・切り取り・貼り付け

また、切り取り(カット)のことを『削除』と呼びます。 すでに説明した、x コマンドや d コマンドでの削除というのが、切り取り(カット)のことです。 x コマンドや d コマンドでテキストを削除すると、削除されたテキストがレジスタに登録されます

貼り付け(ペースト)についても同様に、一般的な呼び名とは異なり、『プット』と呼びます。

  
  

まとめ

viエディタでは、文書内のコピー・切り取り・貼り付けには『レジスタ』と呼ばれるテキスト保存領域を利用します。

viエディタでは、コピーのことを『ヤンク』、切り取り(カット)のことを『削除』、貼り付け(ペースト)のことを『プット』と呼びます。

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