viエディタは、文書(テキストファイル)を編集するための『テキストエディタ』です。 筆者は『ヴイアイ』と発音していますが、『ヴィーアイ』と発音する人も多いようです。
なお、viという名前の由来は、"VIsual editor"や"Visual Interface"の略だとか。
『テキストエディタ』は文書を作成するためのものですが、ワープロとは異なります。
ワープロ(図の上段)では、文字ごとに大きさを変えたり、色を付けたり、図形や表を入れたりすることができます。
しかし、テキストエディタ(図の下段)では、文字に飾り付けをすることはできません。 また、図形や表のような文字以外の情報を編集することもできません。
Windowsで例えれば『メモ帳』がテキストエディタになります。 飾り付けのない文字のみを編集するのがテキストエディタです。
なお、文字のみのファイルのことをテキストファイルといいます。
viエディタがよく使用されるのは、UNIX系OSのシステム管理作業やソフトウェア開発の場面でしょうか。
UNIX系OSのシステム管理作業では、設定ファイルを直接編集する機会が多くあります。 そのため、UNIX系OSのシステム管理者は、viエディタを使えなくては話になりません。
また、ソフトウェア開発の場面でも生産性の高さからviエディタを使用している人が多くいます。