Vimが起動し、画面にはいくつかの情報が表示されています。 ここでは、Vimの画面に表示されている内容について説明します。
なお、本ウェブサイトでは、以降の説明で掲載する画面画像はWindows版のVimのものを使用します。 UNIX系OS版のVimも画面に表示されるものは同じです。
まずは最下行にある情報欄を見てみましょう。
上図のように画面の最下行には情報欄があり、いくつかの情報が表示されています。 なお、情報欄の表示内容は状況に合わせて変化するようになっており、表示内容は固定ではありません。
文書の編集開始時には、ファイル名、変更状態、行数、文字数が表示されます。 今回は空ファイルを開きましたので、行数・文字数ともに 0 となっています。 なお、文書を変更していないにも関わらず[変更済]となっていますが、空の文書を開いた場合にはなぜか "[変更済]" と表示されます。
続いて文字カーソルです。
上図のように画面の先頭には『文字カーソル』が表示されています。 文字カーソルは、一般的なテキストエディタやワープロソフトと同じく編集の対象となる場所を表しています。
最後にチルダ記号について説明します。
上図のように画面の左端には ~(チルダ記号) が複数行にわたって表示されています。 viエディタでは、チルダ記号は、行に何もないことを表しています。
つまり、チルダ記号で始まっている行は、行が存在していないことを意味します。 現在編集しているのは空の文書ですので、2行目以降は全てチルダ記号となっています。
余談ですが、筆者はチルダ記号を『ニョロ』と呼んでいたりします。
viエディタには、最下行に情報欄があり、情報欄には状況に応じた情報が表示されます。 また、ファイルの先頭には一般的なテキストエディタやワープロソフトと同様に文字カーソルがあります。
左端にあるチルダ記号は、行に何もないことを表しています。 viエディタでは、何もない行は ~(チルダ記号) で表されます。