この記事では、行単位でテキストを変更する方法について説明します。
なお、今回も以下のテキストを例に説明します。
1行目です。 2行目です。 3行目です。 4行目です。 5行目です。 6行目です。 7行目です。 8行目です。 9行目です。 10行目です。 ...(中略)... 91行目です。 92行目です。 93行目です。 94行目です。 95行目です。 96行目です。 97行目です。 98行目です。 99行目です。 100行目です。
行単位の変更は、cc コマンドを使用します。
c コマンドも、d コマンドや y コマンドと同じようにコマンド文字を2度続けて入力することで行全体が編集対象となります。
では実際に変更してみましょう。
上図のように文字カーソルは7行目の5文字目にあるものとして解説します。
ここでは、1行を変更してみましょう。
キーボードから cc を入力してください。
cc
上図のように7行目が変更中の状態になりました。
文字カーソルは5文字目にありましたが、行全体が変更中の状態になっています。
では "Changed" に変更します。 キーボードから "Changed" を入力してください。
Changed
上図のように"Changed" が入力されます。
入力を終えたので、コマンドモードに戻します。 キーボードから Esc を入力してください。
<Esc>
上図のように7行目が "Changed" に変更されます。
このように、文字カーソルの位置に関係なく行全体が変更対象となります。