2014年2月現在の最新版であるUbuntu 13.10では、Vim-Tinyは標準でインストールされますがVimはインストールされません。 そのため、Vimを追加でインストールする必要があります。
なお、Vim-Tinyとは最小限の機能しか持たないVimです。 Vimから不要な機能を削ぎ落した縮小版であり、オリジナルのviエディタとほぼ同じ機能しか持っていません。
本ウェブサイトでは、オリジナルのviエディタの機能に加え、Vim独自の拡張機能も解説します。 そのため、Vim-Tinyでは本ウェブサイトで解説している機能が試せませんので、Vimのフルパッケージ(パッケージ名:"vim")をインストールしてください。
Vimがインストール済みかどうかの確認方法は以下を参照ください。 また、インストールされていない場合のインストール方法についても以下を参照ください。
Ubuntuにグラフィカルログインした状態で仮想端末を開く、またはコンソールからログインし、
dpkg -l vim
と実行します。 すでにVimがインストール済みであれば、以下のように最下行にパッケージ情報が表示されます。
要望=(U)不明/(I)インストール/(R)削除/(P)完全削除/(H)保持 | 状態=(N)無/(I)インストール済/(C)設定/(U)展開/(F)設定失敗/(H)半インストール/(W)トリガ待ち/(T)トリガ保留 |/ エラー?=(空欄)無/(R)要再インストール (状態,エラーの大文字=異常) ||/ 名前 バージョン アーキテクチャ 説明 +++-================================-=====================-=====================-====================================================================== ii vim 2:7.4.000-1ubuntu2 amd64 Vi IMproved - enhanced vi editor
Vimがインストールされていなければ、以下のように最下行に<なし>と表示されます。
要望=(U)不明/(I)インストール/(R)削除/(P)完全削除/(H)保持 | 状態=(N)無/(I)インストール済/(C)設定/(U)展開/(F)設定失敗/(H)半インストール/(W)トリガ待ち/(T)トリガ保留 |/ エラー?=(空欄)無/(R)要再インストール (状態,エラーの大文字=異常) ||/ 名前 バージョン アーキテクチャ 説明 +++-================================-=====================-=====================-====================================================================== un vim <なし> (説明 (description) がありません)
Vimがインストール済みでなければ、以下を実行してVimのインストールを行います。
ログインした状態で、
sudo apt-get update sudo apt-get install vim
とします。
"続行しますか [Y/n]?"と聞かれるので、y と答えて続行してください。